アイスランドクローナの現状
上のチャートはアイスランドクローナの対円日足チャートです。
1.3000円から1.4500円の間でレンジ相場となって
落ち着いているように見えますが、スワップ金利は、
未だに買いも売りもマイナス状態です。
情報通の人に聞くと、需給関係のバランスがとれていないから、
スワップ金利はつかないとのことです。
解り易く言うと、アイスランド国内で日本円が欲しいと思っている
人が少なすぎるとのことです。
15.50%という高金利なのでFXを利用してアイスランドで
運用したい人が急激に増えた影響と、アイスランド国内の
インフレの影響、特に後者の影響が強いものだと思われます。
アイスランドと同等の金利水準が貰えるのは、
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■アイスランドクローナの現状
アイスランド政策金利据え置き
アイスランド中央銀行は22日、大方の利上げ予想に反して政策金利を15.50%に据え置くと発表した。多くのエコノミストは、アイスランド中銀が下落している自国通貨を支えるため、政策金利を再び引き上げると予想していた。
一方、一部のエコノミストは、政策金利はすでに歴史的高水準にあり、次の政策措置は利下げの可能性もあると指摘。
グリトニルのエコノミストは「中銀は恐らく、景気減速が明白になりつつあると判断し、フォワードルッキングな政策決定を下したのだろう」と述べ、4月の利上げが現在の局面で最後の利上げになるとの見方を示した。
アイスランド中銀は過去2カ月間に2度にわたり利上げを実施。3月25日に1.25%ポイント、4月10日に0.5%ポイントの利上げを行った。
■アイスランド政策金利据え置き
アイスランド経済は危険な領域に
アイスランド中央銀行のチーフエコノミスト、アルノール・シグバトソン氏は、同国経済は非常に危険な領域に入っており、通貨クローナの安定が大きな課題だとの認識を示した。
9日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネとのインタビューで述べた。
同氏は、クローナが経済不安定化の原因になっていると指摘。欧州連合(EU)加盟とユーロ導入が実現すれば、経済の安定度が増すとの認識を示した。
「アイスランド経済は、非常に危険な領域を進んでいる。主たる課題は通貨の安定だ。そのためには、クローナへの信頼を醸成する必要がある」と発言。
「信頼が完全に失われれば、クローナの一段の下落とインフレのさらなる進行という悪循環に陥り、壊滅的な影響を受ける」と述べた。
クローナは、世界的な信用収縮で投資家のリスク回避志向が強まったことを受けて急落しており、対ユーロでは、1ユーロ=82クローナから120クローナ台まで下落している。
クローナ安を受けて、同国の金融機関に対する懸念も強まっている。同国では比較的金融業がさかんで、金融機関は海外を中心に業務を展開している。
同氏は「わが国の銀行が、外貨の流動性の面で問題を抱えれば、非常に厳しい状況となる。経済の規模に比べて金融セクターが大きいということが、甚大な問題を引き起こす。このため、アイスランドの経済・銀行へのリスク評価が大幅に高まっている」と述べた。
1年後のクローナ相場はどうなっているかとの質問に対しては、2002年にも同じような問題が起きたが、その後急速に回復したと指摘。「同じことが起きるかもしれない。アイスランドは、素早い対応が可能な非常に柔軟性の高い経済だ」と述べた。
■アイスランド経済は危険な領域に
アイスランド・クローナ建 固定利付債券
エイチ・エス証券株式会社が、去年末に
「欧州復興開発銀行 アイスランド・クローナ建 固定利付債券」の販売を開始し、
クローナ建て債券が我々一般人にも買えるようになりました。
この債券はすでに募集も終わっていますが、、
好評だったようで、販売期間中に予定販売数量を完売したそうです。
発行体:欧州復興開発銀行(EBRD)
1991年設立、格付けAAA(S&P)、Aaa(Moody's)
利率: 年10.45% (税引前、アイスランド・クローナベース)
最近、他の証券会社からもクローナ建ての債券が販売されていますが、
かなり人気があるようです。
しかし税引き前で年利10.45%、証券会社へ支払う手数料3%ぐらいも差し引かれ、
価格変動リスクは投資家が負う。。
これを見る限り個人的にはあまり魅力を感じません。
アイスランド・クローナ円をレバレッジ1倍にて
スワップ金利狙いの投資をした方が、明らかに利回り良いです。
現在のアイスランドクローナ円は年利約14%で、
FX業者への手数料はスプレッドの0.2%程度。
もちろん価格変動リスクはありますが、これは上記の債券と全く同じ条件。
つまり、色々難しいことを並べて証券会社は手数料を莫大に取っています。
その点、FX業者は取扱手数料は無料が一般的ですし、
手数料となるスプレッドと証券会社のものを比較すると
FX業者は1/15程度しか取っていないことになります。
それでも「証券会社の方がまともで、しっかりしてそうだから安心」と
言われるかもしれません。
大丈夫です。最近では多くのFX業者が信託保全を導入しているんです。
簡単に言いますと、そのFX業者が倒産しても預けた資金は保証され戻ってきます。
クローナ建ての債券に投資するぐらいなら、
外貨預金感覚でアイスランドクローナ円を買われる方が断然おすすめです!
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アイスランドクローナに加えトルコリラなど160通貨ペアが取引可能。
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■アイスランド・クローナ建 固定利付債券
アイスランドクローナ/円チャート
アイスランド中央銀行が政策金利を大幅利上げを決定し、
13.75%から15.00%になった25日以降、クローナは上昇していますね。
今のところアイスランド金融当局の思惑通りになっているようです。
◆アイスランドクローナ円 ※日足
しかし、米英を中心とした金融不安は払しょくされておらず、
昨日もIMF(国際通貨基金)は今年の米経済成長見通しを0.5%に下方修正し、
金融緩和を継続すべきとも述べドル売りを加速する要因ともなっています。
※1月時点予想1.5%
これによりアイスランドクローナも下値を試す展開になりやすく、
より良い買い場は今後来ると思っています。
来週から始まる米金融機関の決算発表に注目しつつ
4月末までに新たに仕込みたいと考えています。
■アイスランドクローナ/円チャート
アイスランド インフレ加速
アイスランドの物価上昇率と
アイスランド中央銀行が設定しているインフレターゲットを見比べてみました。
インフレターゲットは2.5%に設定されており、
グラフでは08円2月の物価上昇率は前年比6.8%となり前月よりも上昇しています。
また3月は前年比8.7%まで上昇しているとのこと。
※Central Bank of Icelandホームページより
このインフレ状況という一面のみから判断するなら
アイスランドは金利を下げづらく、むしろ上げ圧力になり、
事実3月末に大幅な利上げを実施しました。
今後もインフレが鈍化しなければ更なる利上げも期待されます。
アイスランド政策金利:15.00%(1.25%の利上げ決定 2008年3月25日)
■アイスランド インフレ加速
長寿世界一
アイスランド統計局は3日、2007年度のアイスランド人男性の平均寿命が79.4歳となり、
日本人男性を抜いて「長寿世界一」になったと発表しました。
日本人男性の平均寿命は78.6歳でした。
統計局広報官は「世界記録だ。日本人男性よりも長生きだ」と喜ぶ一方、
長寿の理由についてはよく分からないと述べたようです。
アイスランド人女性の平均寿命は82.9歳で、
国連(UN)統計によれば86歳に迫る日本人女性の平均寿命に及ばなかったが、
男女平均の寿命も81歳を超え、82歳の日本に迫っています
(AFPより抜粋)
<2010年の60歳以上の全人口に対する割合予測>
日本 30.2%
アイスランド 17.5%
※参照元:Economic&Social Data Rankings
日本は高齢化社会が進行していますが、
アイスランドは若者が多く高齢化社会が進んでいるわけではありません。
ここら辺は同じ長寿大国といえども異なる点ですね。
アイスランドは長寿者が増えても若い世代が十分に負担できる
ある意味で理想の社会なのかもしれません。
■長寿世界一
アイスランドクローナ/円のスワップ金利
アイスランドクローナ/円のスワップ金利は
現在50万通貨(約65万円)に対し250円/日となっています。
これに対しメジャー通貨のスワップ金利/日は以下のよう。
ドル/円 57円(1万通貨=約100万円)
ユーロ/円 133円(1万通貨=約158万円)
ポンド/円 241円(1万通貨=約198万円)
※アストマックスFXのスワップ金利を参照
また上記の通貨をアイスランドクローナ50万通貨に必要な65万円に
割り戻した場合各通貨のスワップ金利は以下のようになります。
ドル/円 37円程度(0.65万通貨=約65万円)
ユーロ/円 55円程度(0.41万通貨=約65万円)
ポンド/円 79円程度(0.33万通貨=約65万円) となります。
上記3通貨ペアとアイスランドクローナ/円の250円とを比較しますと
アイスランドクローナ/円のスワップ金利の高さが明確になります。
1年間持ちつづけた場合、
投資金額約65万円(50万通貨)に対し約9万円のスワップ金利が受け取れ、
スワップ金利のみに注目すると年利14%を超えた運用となります。
クローナ/円は年初より約30%下落したことからも、
仕込むタイミングとしては良い時期になってきているようです。
また、アイスランドは先日政策金利を1.25%も引き上げ現在15.00%となり
高金利通貨の王様だったトルコリラ(15.25%)を追い抜きそうな勢いですが、
その背景にはアイスランドの深刻なインフレ進行があるとのこと。
(08年2月インフレ率6.8%、インフレ目標2.5%)
■アイスランドクローナ/円のスワップ金利
